【2024年版】和歌祭のイベント情報|見どころ・アクセス・交通規制
徳川幕府の始祖、徳川家康を祀る「紀州東照宮」では毎年5月に伝統の祭り『和歌祭(わかまつり)』が開催されます。
この記事では、2023年には400周年を迎えた和歌祭の概要や見どころ、アクセスについて紹介します。
2024年 和歌祭の開催概要 | |
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開催日 | 2024/5/12(日) |
開催時間 | 11:00〜16:00 神輿おろし 11:00〜 渡御行列 12:00〜 |
交通規制 | 12:00〜16:00 |
和歌祭とは?【紀州三大祭】
「和歌祭」は、毎年5月に紀州東照宮で行われる大祭です。別名を紀州の国祭や天下祭、権現祭とも呼ばれます。
和歌祭のはじまり
この祭りは1622年に始まり、江戸時代からの伝統が色濃く反映されています。特にその当時の武勇や精神を表現する行列が特徴です。
和歌祭の行列は、紀州徳川家を中心に「株」組織によって構成され、各「株」が独立した芸技を代々継承しています。
現在では多くの「株」が消滅しかけており、受け継ぐ人々の職業も多様化していますが、地元の支援と共に伝統を維持しようとする動きがあります。
この祭りは紀州の文化意識の高さを象徴し、地元にとって重要な役割を果たしています。
和歌祭の舞台「紀州東照宮」
紀州東照宮は、和歌山市の和歌浦地区にある重要文化財の神社です。元和7年(1621年)に紀州藩初代藩主の徳川頼宣によって創建されました。
現在、江戸幕府初代将軍の徳川家康(東照大権現)と徳川頼宣(南龍大神)が祀られています。
この神社は、朱塗りの楼門や拝殿、本殿などが有名で、安土桃山時代の遺風を受け継ぐ極彩色の建築が特徴です。
厄除け、お宮参り、安産祈願などの目的で参拝される和歌山の代表的な観光スポットです。
和歌祭の見どころ
和歌祭の見どころとなる行事に「神輿おろし」と「渡御(とぎょ)行列」があります。
神輿おろし
和歌祭の「神輿おろし」は、毎年午前11時から行われる伝統的な神事で、もっとも迫力のある見どころになります。
白装束を身にまとった男性たちが、約1トンの重さの神輿を担ぎ、108段の石段を勇壮に下ります。
この行事は江戸時代から約400年続く歴史を持ち、その迫力ある様子は見る人を圧倒します。
渡御(とぎょ)行列
渡御行列は、正午の12時に紀州東照宮を出発して和歌浦周辺を練り歩く行列です。太鼓や雑賀踊、薙刀振などの伝統芸能が披露されます。
約40種目の演目があり、約4kmの行程を順に行進していきます。
紀州東照宮へのアクセス
当日は交通規制や混雑があるため、公共交通機関で行くことをおすすめします。
アクセス
- JR和歌山駅・南海和歌山市駅から
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和歌山バス新和歌浦行き約20分
「権現前」から徒歩1分 - バス運行の注意点
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11:45~13:30
大道町・権現前の停留所の上り(南海和歌山市駅・JR和歌山駅行き)は無停車11:45~16:00
和歌浦~不老橋~権現前の各バス停は、車両通行止めのため、バス迂回運転
MAP
周辺駐車場
- 駐車場
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- 片男波公園
- 万葉館
出庫に時間がかかるようになるため注意
- 駐輪場
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- 和歌浦小学校
和歌祭当日の交通規制
和歌祭当日は周辺に交通規制が入りますのでご注意ください。
- 片側交互通行
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11:45~13:30(権現前~新和歌浦、南進車線)
ただし15:40以降は和歌浦交差点への出庫は可 - 通行止めA
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13:30~16:00(あしべ橋~万葉館)
ただし15:20以降は和歌浦交差点への出庫は可 - 通行止めB
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13:50~16:00(東照宮宮前交差点~あしべ橋)
- 交通規制C
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13:50~16:00(和歌浦交差点~あしべ橋)
ただし15:20以降は和歌浦交差点への出庫は可
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