【霧の郷たかはら】熊野古道の山中にある個性的な宿|中辺路町の宿泊
全国にある熊野神社の総本宮が和歌山にある『熊野三山』です。
その熊野三山にあたる熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社に訪れるたまに整備された道、熊野古道。
いくつかある参拝路の一つ、中辺路(なかへち)道の途中にある宿が「霧の郷たかはら」です。
熊野古道に隣接した標高320mが織りなす自然の美。オーガニックにこだわった美味しい料理。和歌山を代表する古湯から運ぶ温泉。
とても贅沢でゆっくりとした時間を過ごせる、素敵な宿です。
熊野古道の宿「霧の郷たかはら」に一泊二日で宿泊しました
「霧の里たかはら」は、国道311号線から山間部に入ったところにあります。
国道はきれいに整備されていますし、宿の直近に行く山道も決して広くはありませんが、普段車を運転する人であれば困ることもありません。
しばらく山を登っていくと、宿に着きます。
正面から見ると狭そうですが、奥に広い作りになっていてそれなりの広さがありました。
宿の雰囲気|自然と絶景が魅力
中に入るとロビーと、そこに直結するダイニングルームになります。
木の梁が剥き出しになった高天井が開放感もあり、懐かしさもあり、心地よい空間を演出しています。
どこの国のものか分からない小物が並べられていたり、テラスにはピザ窯があったりします。
雑多な雰囲気です。
テラスからの眺めも最高。
木に囲まれながら開放感のある風景が楽しめます。
運が良ければ雲海も見ることができます。
ただ、「霧の郷」というだけあってかなり高確率で発生するとのことです。
部屋数は8部屋で、一直線に伸びる廊下にそって、奥へと並んでいます。
全部屋、山の麓を見下ろす絶景です。
紀伊山地の山々と、麓の富田川(とんだがわ)沿いの集落を見下ろせます。
私が宿泊した時は運よく、眼下に広がる雲海がキレイにできているのが見れました。
温泉は熊野本宮「わたらせ温泉」から運搬
大浴場は、熊野本宮大社の近く「わたらせ温泉」からお湯を運搬してきています。
決して広くはありませんが、宿自体のキャパも決して多くないため、ほとんどの場合は空いていてゆっくり入ることができると思います。
食事はオーガニックの和洋折衷
この宿のこだわりの一つがオーガニック素材を用いた料理。
ノンジャンルで和•洋様々な料理を楽しむことができます。どれも絶品。
お子様向けにも別メニューで用意してくれます。
最後には、テラスのピザ釜で作ったピザが振る舞われます。
一席1枚。めっちゃ量が多い笑
味は申し分ありません。どれもハズレなしでもうお腹いっぱいですね。
また、スペイン留学経験のあるオーナーのフラメンコギターの演奏もあります。
スタッフの方々の心遣いも厚く、終始楽しい食事を楽しむことができます。
朝食は落ち着いたら和定食でした。
地元の食材を多く使った落ち着いたメニュー。ご飯も美味しく、いっぱいおかわりしてしまいました。
公式Instagramでは、料理の様子もたくさんアップされています。
時間があったら熊野古道の散策もよし
「霧の郷たかはら」は熊野古道「中辺路(なかへち)道」の道中にあります。
高原は小さな集落ですので、周りに何があるというわけでもありませんが、心地よい自然の中を散歩するのは心が洗われて気持ち良かったです。
宿が行っているWWOOF(ウーフ)の取り組み
「霧の郷たかはら」では、労力と引き換えに無償で食事・宿泊場所を提供する「ウーフ(WWOOF)」の取組みをしています。
ウーフで宿に滞在する人(ウーファー)は、外国人を中心にたくさんの人が利用してきました。
「WWOOF(ウーフ)」とは、労働力と引き換えに食事・宿泊場所を提供する仕組みのこと。
霧の郷たかはらではWWOOFを取り入れ、外国からのウーファー(お手伝いをする宿泊者)も多くやってきます。宿の裏にある「アースバックハウス」。 ウーファーたちはお手伝いをしながら、オーナー自ら土嚢を積み上げて築いたこの宿泊小屋で寝泊まりします。
「霧の郷たかはら」ホームページより引用
高原の豊かな自然にふれること、お手伝いを通して地元の方々と交流すること。観光とは一味違った体験をできることが大きな魅力です。来訪者の口コミが新たな希望者を呼び、たかはらには世界各国からのウーファーが続々と訪れています。
「霧の里たかはら」の評判
「霧の郷たかはら」の基本情報・アクセス
「霧の郷たかはら」について
- 住所
-
〒646-1416
和歌山県田辺市中辺路町高原826 - 電話番号
-
0739-64-1900
- 予約
-
アクセス
- 車で行く
-
▼ 大阪方面から
- 阪和自動車道最終の「田辺IC」で降りる
- 国道42号線を南下
- 国道311号線に入り、高原に
▼ 名古屋方面から
- 東名阪・伊勢自動車道「勢和多気IC」で降りる。
- 国道42号線にて三重県を南下。
- 新宮より国道311号線に入り、高原に。
- 電車•バスで行く
-
▼ 大阪方面から
- JR「新大阪駅」または「天王寺駅」より、
紀勢本線特急「スーパーくろしお」、
「オーシャンアロー」にて「紀伊田辺駅」下車(約2時間5分) - JR「紀伊田辺駅」より龍神バスに乗車し、バス停「滝尻」下車(約45分)
バス停より徒歩1時間
龍神バス公式サイト
▼ 名古屋方面から
- JR「名古屋駅」より「紀勢本線南紀号」にて「新宮駅」下車(約3時間)
- JR「新宮駅」より明光バスに乗車し、「栗栖川」または「滝尻」下車(約30分)
バス停より徒歩1時間
明光バス公式サイト
- JR「新大阪駅」または「天王寺駅」より、
- 空路で行く
-
南紀白浜空港からレンタカーを利用がおすすめ
- 国道42号線を北上
- 国道311号線に入り、高原に
まとめ情報 イベント情報 カフェ キャンプ スイーツ モデルコース ラーメン レジャー施設 伊都・高野山 公園 出店情報 和歌山市 宿泊 岩出・紀の川 御坊・日高 散策 景勝地 有田 海南・紀美野 白浜・田辺 神社仏閣 紀南 花火・祭り 電車 食堂・レストラン
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